・競争力のある価格設定をする
同じカテゴリの他の商品と比較して、競争力のある価格を設定します。高すぎる価格は避け、適正価格を維持するようにします。あまりにもかけ離れているとアクセスが来なくなります。
・オークション形式を活用する
特定の商品に関しては、オークション形式で出品することも検討します。これは、購入者の関心を引き、商品への注目度を高める可能性があります。即決価格がメインでも、あえて低価格スタートのオークション形式にする事で客引きができます。それと、落札相場が読みづらい1点物は、オークション形式にする事をお勧めします。
私は、以前数千円で購入したアニメ関連のグッズを3万円ほどで即決出品したところ1時間で売れてしまいました。最初は、嬉しい気持ちでいっぱいでしたが
違和感があり国内の落札相場を調べてみたらなんと相場は、国内で7万円以上で高額だと50万円や70万円で落札されている品物でした。
そんな高値でやり取りされているジャンルだとは知りませんでした。フリマサイトで2,500円ほどで買えたので侮っていました。でも流石に50万円ほどの物なら1時間もかからず即売れするので私の物は違うと思いますがオークション形式にするべきでした。
骨董品やアンティークなど1点物で落札履歴が無い物は、必ずオークション形式にするのをお勧めします。
・送料や税金も意識する
eBayでは、商品価格に加えて送料や税金も購入者が支払うことになります。これらを考慮して価格を設定し、購入者が購入しやすい価格を考えたいところです。その国の購入者が支払う税金は、国によって違います。アメリカを例にした場合は、個人輸入にかかる税金は、消費税(Sales Tax)です。アメリカの州によっては、輸入された商品に対して州の消費税が課せられる場合があります。(10%を目安にしています)州によって異なるため、州の税率を確認すると詳細がわかります。その他に関税(Customs Duty)があります。アメリカへの輸入される商品には、一定額以上の価値がある場合に関税が課せられることがあります。関税率は、商品の種類や原産国によって異なります。
・ブラジルは個人輸入にかかる税金がとても高い
アメリカを例にしましたが、ブラジルは個人輸入にかかる税金がとても高いです。
$50以上の買い物に(商品の代金や送料、保険料も含む)合計額の60%が課税されます。
購入者が高い税金を逃れる為に$50以下で過少申告やGIFTの名目で申告して欲しいと、要望されますが過少申告は脱税です。販売する商品によっては$50以下で申告するには、無理がある場合が多いです。税関職員に疑われてトラブルになる予想がつきます。
この様に国によっては、越境ECの品物に対して厳しい事情があります。
・値付けは、送料別か、送料込みか?
購入者が負担する税金を紹介しましたが送料に関して、購入者はとても意識しています。
なるべく安い出荷料金が好まれる様な気がします。
安いからと言ってエコノミーシッピングを多用できない事情もあります。商品到着に長い時間がかかる、紛失の場合の補償額が少ない、追跡番号が機能しなくなるなどの配送トラブルが多いです。
商品価格に送料を乗せて【送料無料】をアピールするのがいいのか?
送料別にして見た目価格の安さをアピールする方が良いのか?
迷います。私は、送料別にしてお客さんが複数の色々な商品を購入できる様にしています。
後でまとめて同梱した出荷料金を請求します。
高額品の配送には、エコノミーシッピングの性能では不安なのであえて、エクスペダイテッド出荷しか選べない様にする、もしくは送料込みの金額にする。商品によって発送方法を柔軟に変えています。
・適正な価格の判断基準
商品価格が高すぎると商品にウォッチが付きません。アクセスは、あるけどウォッチが付かない場合は、商品の魅力や需要はあるけど価格が高いのだと思います。ある程度の日数をかけて出品していた結果がそうであれば価格を安くしていく事をお勧めします。また商品ページを読み返して、問題がないか確認する必要もあります。価格設定以外の問題も見つかるかもしれません。
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